研鑽所紀要第6号を発刊しました。

このたび、『日蓮正宗教学研鑽所紀要』第6号を発刊しました。収録の論文・ノートは次の通りです。

【収録の論文・ノート】
熱原法難の一断面 ―落馬した大進房は何者か―(榎木境道)
再び『異体同心事』の系年と対告衆について―川﨑弘志氏に応う―(榎木境道)
『六人立義廃立私 下』の作者は誰か(髙橋粛道)
私の研鑚ノート その3(髙橋粛道)
妙楽大師研究の諸問題 ―柏倉明裕氏への反論―(長倉信祐)
刊本の版種を特定する難しさ ―『録内御書』の一例を参考に―(堀部正円)
妙楽大師湛然の仏性説に関する一考察 ―その一―(藤原信訓)
日寛上人の『信心抄』の概要(岡田信績)
総本山大石寺蔵『後五百歳談義』末紙・『信心抄』全文(岡田信績)

活動記録〉紀要収録内容一覧 に国立国会図書館サーチ NDL-OPACへのリンクがあります。

第4回教学研鑽所発表大会

去る平成28年8月25日、総本山大石寺中講堂において、第4回となる教学研鑽所発表大会が開催され、以下の発表が行われました。

岡田信績 「弘安8年の申状とその周辺」

堀部正円 「刊本『録内御書』を書誌学的に見る ―その意義と実例―」

永栄義親 「日蓮大聖人の歩かれた道愚考」

第3回教学研鑽所発表大会

平成27年8月27日、総本山大石寺において第3回教学研鑽所発表大会が開催され、研鑽員による次の発表が行われました。

藤原信訓 「天台大師の仏性説に関する基礎的考察」
長倉信祐 「初期日蓮教団と富士山信仰 ―富士門流を中心に―」
原田輝道 「日寛上人の『我が内証の寿量品』の釈義」

第2回教学研鑽所発表大会 発表者

第2回教学研鑽所発表大会(非公開)における発表者は、次の通りです。

発表者(敬称略)
横山雄玉「福原式治について―次郞左衛門の同異について―」
齋藤道愉「土浦・永井藤蔵家文書について-『本妙寺百年史』より-」
髙橋粛道「日寛上人の教学について」

  ※参加者は本宗僧侶に限ります。
  ※2014/8/23タイトルを訂正しました。